九州の熊本で大きな地震(熊本震災)が続いていて、凄い被害がでています。熊本県熊本地方、阿蘇地方、大分県と、三つの地域で別々の地震が同時多発的に発生しているとの見解が出されているようですね。
余震も500回以上で、本当に心配です。早く普通の日常に戻ることを祈ります。
この熊本地震の様子を見ていて、2011年(平成23年)3月11日に起きた東日本大震災を思い出しました。あの時、関東は直に被害をうけたわけではありませんが、物資や食物も不足して、本当に大変でした。
今のような状態では、いつ地震がくるか本当にわかりませんよね。そこで地震や震災に備えてどんなもの準備しておいたらいいのか、まとめてみました。
地震(震災)対策グッズ(持ち物)30点避難セットがあれば大丈夫
東日本大震災が起きてから、地震対策グッズも充実してきました。最近では地震対策のプロ推奨の万全袋「地震対策30点避難セット」が大ヒットしているらしく、今現在、入荷待ちのようです。
地震対策30点避難セットというのは、医療機関や、法務局、防衛局、公官庁でも配備される、非常用の持ち出し袋です。
日本テレビの「ヒルナンデス」、NHKの「あさイチ」、フジテレビ「めざましどようび」、女性自身などでも紹介されています。また、グッドデザイン賞を受賞しているスタイリッシュなデザインで、お部屋のインテリアの一部としても格好がつくと、なおさら人気が出たんですね。
ちなみにどんな物が入っているのかというと
ダイナモ多機能ライト
(手回し発電式・LEDライト・携帯電話充電・FMAMラジオ・サイレン)
災害備蓄用5年保存水(500ml×4本)
5年保存カンパン(100g×3)
食品加熱袋 加熱剤
非常用簡易トイレ(×3袋)
アルミブランケット
万能アウトドアナイフ
エアーまくら
アイマスク
耳栓
スリッパ
非常用給水袋
緊急用呼子笛(IDカード付き)
レジャーシート
軍手
レインコート カイロ(×2)
布ガムテープ
三角巾
単3乾電池(×4)
アルコール除菌ジェル
水のいらないシャンプー
非常用ローソク、マッチ
マスク
救急セット
(救急ばんそうこう(大)×4、(小)×2、カット綿×6、綿棒×10、ウェットティッシュ、テープ、ピルケース、ポーチ)
緊急時連絡シート
防災アドバイス
さすが、被災者の声を聞いたり、防災士(防災のプロ)のアドバイスで選び抜かれたグッズ。ほぼ震災時に必要なものが揃っていますよね。
防災士とは
゛自助゛゛共助゛゛協働゛を原則として、社会の様々な場で防災力を高める活動が期待され、そのための十分な意識と一定の知識・技能を修得したことを、日本防災士機構が認証した人です。
http://bousaisi.jp/about
他にも
生理用品
重ね着の出来る衣類
防寒具
毛布
下着類
靴下
靴
ヘルメット
なども必要だと思います。
今回の熊本地震では、外で過ごす人も多かったようです。やはり朝晩は冷えるので、重ね着出来る衣類や毛布は必要ですよね。アルミブランケットだけではちょっと不安です。
また、ガラスの破片で足をケガすることも考えて、靴も必要だし、頭上から何か落ちてくるのも怖いので、ヘルメットも欲しいと思います。
靴は玄関においてあると思うかもしれませんが、いざという時に玄関が開かないとかいうこともあります。実際に震災時に裸足で外に出て、ケガをしている人がたくさんいました。
ただ、これらのものは重さもあるし、コンパクトに収納出来ないとうデメリットもありますよ。
個人的には、地震対策30点避難セットを一つ(その中に生理用を入れる)と、衣類関係とヘルメット、靴、毛布も一緒にすぐ持ち出せる場所に置いておくのがベストだと思っています。
で、ぶっちゃけ地震対策30点避難セットは、買わなくても自分で詰めて作ってもいいですよね。個別で買えば高くつくかもしれませんが、自分でいつも使ってるものを詰められるという安心感があります。
あとは、セットで購入しても、個人で揃える場合も、使用期限や耐久性などは確認しておきたいですね。
※ここで紹介している地震対策セットは、一番人気の地震対策30点避難セットですが、家族2人セット、キッズセット、36点セット、お水セット、アルファ米(保存食用のお米)セット、非常用簡易トイレセットなどがあります。
地震(震災)対策グッズ(持ち物)これが案外役に立つ
東日本大震災や阪神淡路大震災の時の教訓から、普段使っているもので案外役立つものがあったらしいので、こちらも準備しておきたいですね。
案外役立つものというのは
新聞紙
ポリ袋
大判ハンカチ(風呂敷)
レインコート
液体歯磨き
ラップ
です。
新聞紙
骨を折った時に使う添え木の代わり
食器代わり(ポリ袋との合わせ技で、新聞紙の上にポリ袋を被せる)
ポリ袋
止血をする際の、手袋代わり
ポリ袋の中で食材を混ぜ合わせ調理する
大きいポリ袋なら水を運んだり、雨具代わりになる
大判ハンカチ(風呂敷)
マスク代わり(ホコリを防ぐ)
包帯代わり
レインコート
防寒着代わり
ホコリよけ
液体歯磨き
水道が止まってしまった時に重宝
ラップ
傷口を処置する「湿潤療法」として使える
※湿潤治療というのは、ラップ療法、またはうるおい療法などと呼ばれる新しい創傷治療法。やり方は、傷を水道水できれいに洗い、傷を乾かさないようにラップで被うだけです。包帯と比べても傷の治りが非常に早い、痛みがほとんどない、傷跡が残りにくいことで注目されいる療法なのです。
これらは、そんなにかさばるものではないので、地震対策30点避難セット、もしくは自分で作った非常用袋に入れておきたいものです。
やっぱ地震対策には水が必要だよね
地震対策グッズにつてい、いろいろと書いてきましたが、なんだかんだ言っても、やっぱ飲料水の確保は必要なんじゃないかと思います。
今回の熊本震災でも、濁った水が出て断水しています。
【濁った水が出るおそれ】
熊本市上下水道局によりますと地震による漏水などの影響で市の広い範囲にわたって断水するおそれがあるほか濁った水が出るおそれがあるということです。
濁った水は飲用には適さないということで飲む前に水がにごっていないか確認するとともに節水に協力を呼びかけています— NHK生活・防災 (@nhk_seikatsu) 2016年4月16日
【益城町の給水場所】中央小学校、広安小学校、広安西小学校、飯野小学校、広安愛児園、ひろやす荘、いこいの里、平成唯仁館、熊東園、花へんろ、総合体育館、保健福祉センター。
— NHK生活・防災 (@nhk_seikatsu) 2016年4月16日
これを見て思い出したんですけど、東日本大震災の時に、自宅近くの水道管が破裂して、3日間くらい水道から泥水が出てきてお風呂も入れませんでした。私は関東に住んでいるのですが、水道管が古かったんでしょうね、地震の影響で破裂してしまったんです。
市役所に問い合わせたところ、飲んでも問題はないと言われたのですが、飲めるような色じゃありません。錆びているような茶色い水が浄水器を通って透明になったとしても、本当に大丈夫なのか?と、心配で飲めませんでした。
かといって、スーパーやコンビニでも飲料水は品切れ状態で買うことは出来ません。
私がパートで働いていたスーパーでは、在庫の飲料水が少しあったのですが、赤ちゃんのいるご家庭に優先販売していました。理由は赤ちゃんのミルクを作るために使ってくださいということでした。なので飲料水は買うことが出来ません。
水が飲めない!食べなくてもなんとかなるけれど、水がない生きていけない!!!
どうしようって思っていた時に、近所に住んでいる義弟のお宅で、ウォーターサーバーを持っていたので、そのお水を分けてもらいました。それでようやく水にありつく事が出来ました。
そんな経験を教訓に、その後一旦、我が家でもウォーターサーバーを入れたんですけど、そんなに使うこともなく辞めてしまったんです。我が家は浄水器を使用しているので。
ですが、今回の熊本震災の被害等を考えると、やっぱりウォーターサーバーは必要なのかなぁ~と、再度入れようと考えています。


まとめ
熊本震災を受けて、地震対策の必要性を感じだので、地震や震災時に必要なものについてまとめました。
地震(震災)対策グッズ(持ち物)30点避難セットがあれば大丈夫
最近では「地震対策30点避難セット」が大ヒットしている
内容
ダイナモ多機能ライト
(手回し発電式・LEDライト・携帯電話充電・FMAMラジオ・サイレン)
災害備蓄用5年保存水(500ml×4本)
5年保存カンパン(100g×3)
食品加熱袋 加熱剤
非常用簡易トイレ(×3袋)
アルミブランケット
万能アウトドアナイフ
エアーまくら
アイマスク
耳栓
スリッパ
非常用給水袋
緊急用呼子笛(IDカード付き)
レジャーシート
軍手
レインコート カイロ(×2)
布ガムテープ
三角巾
単3乾電池(×4)
アルコール除菌ジェル
水のいらないシャンプー
非常用ローソク、マッチ
マスク
救急セット
(救急ばんそうこう(大)×4、(小)×2、カット綿×6、綿棒×10、ウェットティッシュ、テープ、ピルケース、ポーチ)
緊急時連絡シート
防災アドバイス
他にも必要なもの
生理用品
重ね着の出来る衣類
防寒具
毛布
下着類
靴下
靴
ヘルメット
地震対策30点避難セットを一つ(その中に生理用や雨具と入れる)と、
衣類関係とヘルメット、靴、毛布も一緒にすぐ持ち出せる場所に置いておくのがベスト
買わなくても自分で詰めて作るのもあり
どちらにしても、使用期限や耐久性などは確認
地震(震災)対策グッズ(持ち物)これが案外役に立つ
案外役立つもの
新聞紙
ポリ袋
大判ハンカチ(風呂敷)
レインコート
液体歯磨き
ラップ
やっぱ地震対策には水が必要だよね
飲料水の確保は絶対に必要
水がないと生きていけない。
そんな時は、ウォーターサーバーがあるといいかも
備えがあればいいに越したことはありませんが、何も起こらないことを願います。